当科では、「臨床心理外来」として、主に小児科領域における心理的な症状や発達上の問題をもつお子さんなどを対象に、心理療法(カウンセリング)や心理検査を行っております。

心身に問題を抱えるお子さんが自信をもって生きていくためには、将来を見通したきめ細かな対応が不可欠です。一人ひとりのお子さんにとって何が必要かを可能な限り見きわめ、お子さんを取り巻く環境も含めて臨床心理の立場から支援できればと考えております。

なお、当科への受診は、医師からの依頼により予約制にてお受けしています。

基本方針

当院の基本理念にもとづき、こどもの心ときちんと向き合い信頼関係を大切にしたより確かな心理的支援を提供します。

スタッフの紹介

  • 小池 和俊:臨床心理科長(兼務)
  • 鎌賀 千尋:臨床心理士(成育在宅支援室兼務)
  • 黒澤奈々子:臨床心理士(成育在宅支援室兼務)
  • 飯田 毬菜:臨床心理士(成育在宅支援室兼務)

主な対象疾患

  1. 心理的障害
    • 心理的ストレスによる頭痛、腹痛、吐き気、周期性嘔吐、円形脱毛などの心身症的症状
    • チック、抜毛、吃音、頻尿、遺尿などの神経性習癖
    • 摂食障害、強迫性障害、転換性障害、不登校、不安や恐怖心、夜驚、緘黙、落ち着きがないなどの行動的障害や情緒的障害
  2. 発達障害
    言語発達の遅れ、精神遅滞、広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害などの発達診断や療育カウンセリングなど。
  3. その他
    低出生体重児の発達診断や長期入院患児とその家族に対する心理的支援(入院・治療への不安、病名告知や病気の受容をめぐる問題、家族の不安、同胞ドナー候補への心理的介入など)も実施しております。

トピックス

心理的障害における最近の傾向をみますと、摂食障害、強迫性障害、心気症など強迫スペクトラム障害といえるものが増えており、また次第に低年齢化する傾向にもあるようです。不安だらけの社会状況を反映しているともいえるようです。