特定行為看護師制度について
当院では、特定行為看護師制度を導入しています。
特定の研修を受けた看護師が、医師が作成した手順書に基づいて、定められた医療行為を行うことができる制度です。
これにより、より円滑に必要な処置ができることが期待されています。
特定行為看護師の役割と目的
質の高い安全な医療を行うためのチーム医療の推進を目指しています。特定行為看護師は安全に行えるように、医師や病棟スタッフ、関係各科と協働しながら実践しています。
当院の特定行為看護師は、下記の行為を実施しています。
| 現在当院で実施可能な特定行為 | |
| 呼吸器（人工呼吸療法に係るもの）関連 | 人工呼吸器の設定、装着中に使用されている鎮静薬の量を調整します |
|---|---|
| 呼吸器（気道確保に係るもの）関連 | 呼吸器を装着するときに必要な管を適切な位置に調整します |
| 呼吸器（長期呼吸療法に係るもの）関連 | 気管カニューレの交換を行います |
| ろう孔管理関連 | 胃瘻や腸瘻カテーテルの交換を行います |
| 栄養に係るカテーテル管理（中心静脈カテーテル管理）関連 | 中心静脈カテーテルの抜去を行います |
| 栄養に係るカテーテル管理（末梢留置型中心静脈注射用テーテル管理）関連 | 末梢静脈にカテーテルの挿入を行います |
| 創傷管理関連 | 傷の評価・治療計画の作成し治癒促進のためのケアを行います |
| 動脈血液ガス分析関連 | 手首の太い血管から点滴の挿入を行います |
| 透析管理関連 | 血液透析器の操作や管理を行います |
| 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 | 水分や栄養を補うための点滴の量を調整します |
| 感染に係る薬剤投与関連 | 感染の兆候があるときに薬剤を提案します |
| 循環動態に係る薬剤投与関連 | 血圧や電解質の調整をするための薬剤の量を調整します |
| 精神及び神経症状に係る薬剤投与関連 | 適切な薬剤の選定・投与・管理を行います |
詳細は厚生労働省ホームページをご覧ください。