毎朝のミーティングを通して入院患者さんの治療方針を決めています。
その他、以下のようにカンファレンスを開いています。これらに積極的に参加する事により、多くのことが学べます。
小児科 (総合診療部+専門診療部) |
新生児科 (下記記載以外は小児科と同様) |
頻度 |
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抄読会、ケースカンファ、心臓カテーテルカンファ、胎児心疾患カンファ | 抄読会、勉強会、他科との合同カンファ、出生前診断カンファ | 毎週 |
腫瘍カンファ(キャンサーボード)、放射線カンファ | ― | 隔週 |
小児救急WEBカンファ | リサーチカンファ、新生児WEB会議 | 毎月 |
CPC、内科外科カンファ、病理カンファ、ハンズオンセミナー、成人先天心WEBカンファ | 周産期合同カンファ(年4回) |
非侵襲性で被曝のない超音波検査(US)は小児領域でこそ最適なモダリティーです。ただし、正しい走査診断技術の習得なしに診断・治療に直結する情報を得ることは難しく、それは国内の小児医療施設の現状をみても明らかです。当院は患児・ご家族の負担を考え、多くの疾患の診断や経過観察に対して、USを積極的に活用しています。
エコー研修は、毎年当院が主催して、「茨城エコーゼミナール」を毎年開催しています。また、2日かけて、「茨城県小児エコー合宿」も行っています。さらに学びたいならば、当院でエコーの個別指導も受けられます。
医師は、キャリアを積む時期と子育ての時期が重なることがよくあります。
キャリアを中断することなく子育てができる様に、こども病院では様々な支援をしています。育児短時間勤務制度や夜間保育にも対応する契約保育所を設置し、隣接して水戸済生会総合病院が運営する病児保育とも連携を密にしています。
「女性医師」と一括りにすることは難しく、個人の事情に配慮しながら、能力を発揮できるように、支援体制を整えてあります。
育児と仕事の両立について 肥田 浩佳
卒後6年目の肥田浩佳です。後期研修2年目に妊娠し、3年目に出産。6か月間の育児休暇をとった後に、週1回の外来から少しずつ出勤日数を増やしながら、比較的スムーズに復帰できました。現在は1歳3か月のこどもがいますが、朝8時から夕5時まで働いて、当直はしていません。初めは同期に遅れをとりたくないという焦りがあり、フル勤務での復帰を考えていました。しかし、実際には初めての育児で不安が多く、夜間授乳や夜泣きなどで体力的にも精神的にも厳しいことがあり、自分のペースで仕事をしています。母乳栄養を続けながら仕事をしたいという希望も聞いて頂き、専用の部屋も用意していただきました。またこどもを保育園に預けるとどうしても避けられないのが、色々な感染症の洗礼です。発熱、嘔吐などしばしばお迎えに呼ばれます。すぐに家族へ預けられないときは病院近接の病児保育を利用できるため、安心して仕事が継続できています。
給与モデル(年収)
上記金額には、基本報酬の他、宿日直手当(4回/月)時間外手当(30時間/月)、賞与を含みます。通勤手当は別途支給します。医師宿舎があります。
筑波大学、福島県立医科大学、東京医科大学、東京医科歯科大学、東京女子医科大学、東海大学、北里大学、杏林大学、東邦大学、川崎医科大学、弘前大学、群馬大学、山形大学、富山大学、岡山大学、自治医科大学など
様々な大学の出身者が研修中、または研修を終了しました。